銀行預金やクレジットカードは?様々な利用料やローンは引き落としされ続ける?
ネット上のデジタル資産はデジタル生前整理できていますか?
デジタル遺品における最大の問題は「お金」に関することではないでしょうか。
「亡くなったお祖母さんのタンスから100万円の札束が出てきた!?」なんていうのは昔よくあった話だと思います。
これが銀行口座で、その口座の存在を家族や近親者が知らなかった場合、そのお金は見つかることがないままになることもあります。
ましてやネットバンクのように通帳が存在せず、アカウントだけがあるという形式の銀行だったらどうなるでしょうか?
コツコツと稼いで貯めたお金や節約して残したお金が活かされないほど、悲しく残念なことはありません。
ネットを介して株やFX取引きをしていた場合にはもっと深刻でしょう。
死後、アカウントを開くとハンドリングができていなかった期間に大損していた・・・なんていう可能性があるかもしれません。
また、自動的に銀行やクレジットカードから引き落とされるお金というものもあります。
携帯電話代、プロバイダー料、マイクロソフトのサブスクリプション、アップルミュージック、アマゾンプライム、アドビCCの月額課金、hulu、電子雑誌などの課金、mixiプレミア、ブログのサーバー代金や、細々とした会費など。
これらのお金は、利用者が亡くなり活用していない場合でも延々と引き落とされ続けてしまうのでしょうか?
ひとつひとつはわずかな金額でも、重なると大変な金額になってしまうかもしれません。
従来、お金とは何らかのカタチで実態のあるものでした。
しかし、最近ではほとんどネット上のデータでしかない場合が多くなっています。
そんなデジタル上のビットであるだけのお金だけに、知らぬ間にたくさん支払っているという可能性も高いのです。
携帯電話の様々なオプションフィーの中にも、まったく活用していないオプションというのもあるはずです。
例えば、使っていないプロバイダーの維持費1000円を気づかずに10年くらい放置していたとしたら、計算すると約12万円ものお金を支払っていたということになります。
これはとてももったいないことになります。
あなたも心当たりはありませんか?
大事なお金のことだからこそ
銀行預金・・・ネット預金などはどうなるの?
クレジットカード・・・電気代、水道代、携帯電話代はどうなるの?ネットの利用料の類は引き落とされ続けるの?
何もせず放っておくと費用が無限にかかっていく場合もあります。
まずは生きている間に、口座などを整理してとりまとめておきたいですね。