Windows95とともにネットを多くの人が使い始めた20年ほど前には考えられなかったことですが、いつの間にかインターネット上で多くのお金を扱うようになっています。
クレジットカード決済や、ネットバンクなど、ウェブ上のお金はどうなるのでしょうか・・・?
一番シリアスな問題が『お金に関する問題』です。
あなたはインターネット経由で月にどのくらいの決裁を行っているでしょうか?
Amazon(アマゾン)での様々な買い物。
電子書籍。
iTunesで音楽を買ったり、アプリを買ったり。
新幹線のチケット。
様々なウェブ経由のカード決済。
家賃の振り込み、公共料金の支払い、様々な会費など・・・。
クレジットカードの引き落としの際に明細をじっくり見れば、結構なけっこうな金額であることが分かります。
多くのお金は自動引き落としであったりするので、現金決済の時代と違って、自動的にお金が出ていってしまいます。
この『見えにくい』ネット経由の支出が、死後もしばらく続くのです。
『自動的な支出』を止めるためには、基本的にはそれぞれの請求元に連絡して契約を解除しなければなりません。
そもそもどんな支出があるのか見えにくいですし、請求書に記載される社名とサービス名が違うと何の支出だったのかもわかりにくいところです。
本人の死後に本人以外が解約するのであれば『本人証明証』などにさらに手間がかかることになります。
ここでは、銀行預金やクレジットカード、通信販売などの取り扱いや対応についてご紹介していきます。