報告がなければアカウントは残るTwitter(ツイッター)、追悼アカウントになり画像や動画は存続するInstagram(インスタグラム)。
ソーシャルネットワーク(以下、SNS)は、サービスの特性やフォロワーの数、ユーザーの利用頻度などによって思い入れはそれぞれ異なります。
ほかのサービスと連携している場合もありますが、アカウントを削除すると、
ほかのサービスが利用できなくなる場合もございます。
自分の死後、それぞれのSNSをどのように処理するかは明確に決めておきたいですね。
何らかの方法で、家族や友人にIDやパスワードを残して引き継いでもらうこともできますが、
基本的に各サービスは本人以外の利用を禁止しています。
そのまま放置しておくと第三者に乗っ取られて悪用される心配もありますので、早めにアカウントを停止するのが望ましいでしょう。
会社や団体のアカウントを管理している場合は、何かあったときに備えて複数の管理者を決めておきましょう。
『Twitter』のアカウント削除は遺族からの申請手続きが必要です。
報告がなければ、アカウントは残ります。
Twitterは、長期間使わなくても申請がなければアカウントが削除されることはございません。
また、アカウントのログイン情報は、故人との関係によらず開示されることもありません。
ただし、特定画像や動画の削除依頼は可能です。
権限のある遺産相続人または家族であれば、アカウントの削除をリクエストできます。
「プライバシーフォーム」から死亡報告を送信すると、折り返し手続きの手順が届きますので、
死亡証明書や身分証明書など必要書類を提出します。
手続きは少々面倒ではありますが、アカウントを削除したい場合は、遺産相続人または家族へ伝えておきましょう。
『Instagram』は追悼アカウントに切り替えて、画像や動画を残すことができます。
追悼アカウントにすることで、画像や動画は存続することができます。
InstagramはFacebookと同様、死亡報告があれば『追悼アカウント』に切り替えることができます。
家族や友人から申請があった場合、『追悼アカウント』になります。
死亡を証明する書類は、死亡記事へのリンクでも構いません。
なお、『追悼アカウント』になると、内容の変更はできません。
アカウントが凍結され、Instagramには表示されなくなりますが、
画像や動画をシェアしていたユーザーは引き続き見ることができます。
また、故人の近親者は、Instagramアカウントの削除をリクエストすることが可能です。